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2007.10.06

豊かな希望

また言われた。「神の国を何にたとえようか。パン種に似ている。女がこれを取って三サトンの粉に混ぜると、やがて全体が膨れる。」(ルカによる福音書 / 13章 20-21節)

最近、自家製酵母のパンに凝っています。ヨーグルトやリンゴを使って発酵エキスを作り、酵母を起こして焼いてみました。イーストを使うよりも、味わいの深いパンができあがりました。
聖書では、「パン種」というと、2通りのたとえが示されます。一つは神の国、もう一つは悪いもの。どちらも、少しのものでも、入り込むと全体を大きくしてしまうと言うたとえで語られます。

しかし、最近、自家製酵母のパンを焼きながら思うのです。もちろん、イエス様の時代に、私たちが使っているイーストはなかったはずなのですが、自家製酵母は、中の酵母菌が一種類ではなく、自然界にある様々な酵母の混ざりもの。純粋なものではないのです。その様々な混じりものが、深い味わいを出しすのです。

時として、神様の恵を、私たちは純粋なもの、ピュアなものと感じていることがないでしょうか。いやいや、なかなかどうして。自家製酵母同様、神様の恵は実に多種多様。私たち一人一人に会わせて、また、一つ一つの共同体、それぞれにふさわしく注がれているのです。

少しのパン種がパン全体を大きく膨らますように、神様が与えて下さる恵も、よく用いれば、私たちの愛の業を大きくすることが出来ます。私は、そのためにも、神の国が来るように待ち望みながら、神様が私たちに与えて下さった、神の国のパン種を、大切にしたいと思います。
どんなに、つらいこと、悲しいことがあっても、喜びが増すように。どんな試練にあっても、豊かな希望を得るように。

明日の主の日の祝福を祈って。

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