豊かな希望
また言われた。「神の国を何にたとえようか。パン種に似ている。女がこれを取って三サトンの粉に混ぜると、やがて全体が膨れる。」(ルカによる福音書 / 13章 20-21節)
最近、自家製酵母のパンに凝っています。ヨーグルトやリンゴを使って発酵エキスを作り、酵母を起こして焼いてみました。イーストを使うよりも、味わいの深いパンができあがりました。
聖書では、「パン種」というと、2通りのたとえが示されます。一つは神の国、もう一つは悪いもの。どちらも、少しのものでも、入り込むと全体を大きくしてしまうと言うたとえで語られます。
しかし、最近、自家製酵母のパンを焼きながら思うのです。もちろん、イエス様の時代に、私たちが使っているイーストはなかったはずなのですが、自家製酵母は、中の酵母菌が一種類ではなく、自然界にある様々な酵母の混ざりもの。純粋なものではないのです。その様々な混じりものが、深い味わいを出しすのです。
時として、神様の恵を、私たちは純粋なもの、ピュアなものと感じていることがないでしょうか。いやいや、なかなかどうして。自家製酵母同様、神様の恵は実に多種多様。私たち一人一人に会わせて、また、一つ一つの共同体、それぞれにふさわしく注がれているのです。
少しのパン種がパン全体を大きく膨らますように、神様が与えて下さる恵も、よく用いれば、私たちの愛の業を大きくすることが出来ます。私は、そのためにも、神の国が来るように待ち望みながら、神様が私たちに与えて下さった、神の国のパン種を、大切にしたいと思います。
どんなに、つらいこと、悲しいことがあっても、喜びが増すように。どんな試練にあっても、豊かな希望を得るように。
明日の主の日の祝福を祈って。
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主の復活のを読んでいると、そこにたくさんの「信じられずにいるもの」たちの姿を目にします。主が復活された。確かに、そう簡単に信じられない出来事です。主イエスは、主は、そのようなものたち一人一人の所を、本当に丁寧にたずねられました。
「熱血漢、ペトロ」彼のことをそう呼んでもいいかもしれません。主に招かれた時から、全身全霊を注いでイエスに付き従っていたペトロでした。ペトロの鶏事件についても、主イエスがあらかじめ預言された時、「そんなことは、決してない」と本当に心から否定したでしょう。だから、イエスが逮捕され、連行された時も後先のことを考えないでついて行ったのだと思うのです。
イエスは、十二人を呼び寄せて言われた。「今、わたしたちはエルサレムへ上って行く。人の子について預言者が書いたことはみな実現する。ルカによる福音書 / 18章 31節
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